軋み

軋んでいる

Wordleにハマっている話

Wordleにハマっている。もはや説明不要のコンテンツな気もするが自分の中の整理も兼ねて概要を書いていこう。

・Wordleとは

5文字の英単語で行う1人プレイ用のHit and Blowのようなもの。英単語を6回まで入力することができ、その中で正解の英単語を当てるというシンプルなゲーム。1日1題、毎日更新されるのでコンテンツの消費の速度が緩やかかつ一定というのが良い。まあ俺はアーカイブの問題をすでに100問以上解いているのだが。

結果はこんな感じのツイートで表示される。1行の5つの正方形のうち黄色い箇所が英単語に使われている文字、緑の個所が位置も正しく推定できている箇所。228回目の出題は比較的簡単だったので、6回中3回の入力で正解にたどり着いている。

ゲームのミソはやはり、単語を当てに行くときはもちろんだが、文字をただ潰すときにも「5文字の英単語で指定する必要がある」ということだろうか。何となく正解の単語として使用頻度の高そうな5文字を入れても、単語として意味が通っていない場合は入力は受け付けられない。例えば含まれている可能性の高い母音を5つ並べて「AIUEO」としたところで弾かれてしまう。ので、初手や2手目には母音(A, E, I, O, Uに加えてY, R, H)を含んでいる上で出現頻度の高い子音(T, S, P, W, Cなど)のある単語をチョイスしてそれらの文字を潰していくのがセオリーであると思われる(ASIDE, PLUCK, THROW, ERASE, YOURS*1など)。

正解として選ばれる単語だが、中学校で習う平易なものもあれば大学レベルを上回るものまで出てくる。また時折X, Q, B, Jなどの頻度の低い文字が解答に含まれることもある。プレイヤーはTwitterを見てる感じだとネイティブがやっぱり一番多いが、受験以降英語力が問われる機会特に無くなった社会人(端的に言うと俺みたいな連中)は、先のような単語5文字をピッタリ正解することができれば射幸心を煽られること間違いなし。

ニューヨークタイムズ社によって買収されたことがニュースになっていたWordleであるが、もとはと言えばエンジニアのWardle氏が恋人のために作ったものらしい。自分の名前をゲーム名っぽく落とし込んでいるところのセンスがまた羨ましい。最近は日本語版やポケモン名版などが出てきている。優れたアルゴリズムの宿命か。

*1:解析によって、ある4単語を入力すれば正答の5文字を100%絞り込めることが判明したがその中にこれらの単語は無かった。恥っず……