軋み

軋んでいる

花粉も来ているかもしれない話

春だけではなく秋も花粉の季節で、ブタクサなどの花粉が飛んでいるらしい。らしい、というのは秋に花粉を飛ばす花の種類をブタクサしか知らず、またそのブタクサがどういった花を咲かすのかすら知らないからだ。MOTHER3の「ぶたくさ」という敵のイメージしか湧いてこない。

自分の花粉症の主な症状として鼻の裏というか、上あごの裏が痒くなる、というものがある。ちょっとコンビニまで行っただけなのに昨夜に猛烈にそこが痒くなったので、ああ、秋の花粉だなあと思った。季節とは目や肌だけではなく、粘膜からも感じ取ることができる。その晩は、舌で痒くなった部位を掻きむしってから寝た。掻きむしる、というよりも舐め回すといった方が事実を表している。

秋の花粉情報を調べようとして「秋 花粉」でググっても、ヒットする大手のサイトは大体「2021年の花粉情報の掲載は終了しました。」とでかでかと書いてあるばかりだった。春には天気予報の一部として花粉の飛散状況が見れた覚えがあるが、秋ではサービスの提供はしていないということで。2022年になるまでそこのサイトでは花粉情報は見られないらしい。その一方で、今年の秋の花粉は例年の10倍にもなるというニュースもヒットする。(春だけじゃない? 秋の“隠れ花粉症”にも要注意…「今年は例年の10倍の飛散量」対策を聞いた(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース

いろいろワードを変えてたどり着いたのはこのサイト(https://www.so-net.ne.jp/weather/pollen/)だけだった。そこによれば花粉の飛散量は4段階評価で最低の1であり、少ないはず。それでも例年の10倍は飛んでいるという情報もある。何を信じればいいのか分からない。ただ、上あごの裏のかゆみだけが真実を伝えているような気がする。上あごの裏、と呼んでいるが正式名称が分からない。ここって何て言うの、と母に聞いてみたことが昔あったが、上口蓋(じょうこうがい)だと教えられた。そのワードで変換しても一発ですべて漢字にならない。ググってみてもこれぞ、とヒットするページにたどり着けない。真実がどこにも無い。